無償のVisual Studio CodeがCordovaに対応。HTML5/JavaScriptでのモバイルアプリケーション開発が可能に
マイクロソフトが昨年11月にオープンソースで公開した無償のコードエディタ「Visual Studio Code」を、HTML5/JavaScript用のモバイルアプリケーション開発フレームワーク「Cordova」に対応させる「Cordova Tools Extension」が公開されました。
開発したのはマイクロソフト自身で、Visual Studio Codeを利用してCordovaアプリケーションのプログラミング、ビルド、デバッグが可能になります。
また、Ionic、Onsen、PhoneGap、SAP FioriなどのCordovaに対応したJavaScriptライブラリにも対応。IntelliSenseにも対応。
Visual Studio CodeはWindowsだけでなくMacOS、Linuxにも対応しているため、これらのOS上でCordovaを使ったモバイルアプリケーションの開発が可能になります。
主な機能は次のように説明されています。
Visual Studio Code + Cordova Tools currently support debugging apps on emulators, simulators, and tethered devices for Android and iOS.
Visual Studio Code + Cordove Toolsは現在のところ、エミュレータ上でのデバッグ、シミュレータ、そしてAndroidとiOSのデバイスへのテザリングをサポートしています。
(「Apache Cordova development lands on Visual Studio Code」から引用
Cordova Tools Extensionの利用は無料で、Cordova Tools Extension自体もオープンソースとして公開されています。
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