Red Hat、コンテナ化した分散ファイルシステムの「Gluster Storage」をリリース
Red Hatは、コンテナ対応となる分散ファイルシステム「Gluster Storage」の最新版「Gluster Storage3.1.3」を発表しました。
Gluster 3.1.3はコンテナ上での稼働が保証されます。これにより同社のコンテナ対応のPaaS基板であるOpenShiftで、アプリケーションがコンテナ上で実行されるのと同じように、ストレージもコンテナ上で実行され、アプリケーションと同様にKubernetesによるオーケストレーションで管理できるようになります。
Red HatのバイスプレジデントRanga Rangachari氏は次のようにコメントしています。
Traditionally, applications and storage have been managed through different processes and by separate teams. However, this approach can be inefficient and cumbersome.
伝統的に、アプリケーションとストレージは異なるチームによってそれぞれのプロセスで管理されてきました。しかし、このアプローチは非効率で面倒なものでした。
Red Hat Gluster Storage 3.1.3 is designed to address that challenge, enabling developers to control both storage and application containers using a single control plane with Kubernetes in Red Hat OpenShift Container Platform.
Red Hat Gluster Storage 3.1.3はこの課題を解決するために開発され、デベロッパーがストレージとアプリケーションのコンテナを両方とも、OpenShift Container Platform内のKubernetesを用いて、1つのコントロールプレーンで管理できるようにするのです。
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