Red Hat、OpenJDKのWindows版「OpenJDK 8 for Windows」ディストリビューションをリリース。RHEL版と100%互換を保証
Red Hatはオープンソースで開発されたJava SEのWindows版「OpenJDK 8 for Windows」のRed Hatによるディストリビューションを発表しました。
OpenJDK 8 for WindowsはLinux対応のOpenJDK8と完全な互換性を保証しており、Windows版で開発したアプリケーションはそのままLinux版でも動作保証されます。
All Red Hat distributions of OpenJDK 8 on Windows are supported for development purposes, so that you have the convenience and confidence to develop and test in Windows or Linux-based environments and deploy your solution to a 100% compatible, fully supported, OpenJDK 8 on Red Hat Enterprise Linux.
Red HatによるWindows対応OpenJDK 8ディストリビューションは、開発目的でサポートされるため、WindowsもしくはLinux環境での開発やテストの利便性や信頼性を得ることができるとともに、Red Hat Enterprise Linux上のOpenJDK 8に対してのデプロイでは100%の互換性とサポートが提供されます。
(「RED HAT OPENJDK」から)
マイクロソフトが.NETをオープンソース化してLinux対応にしたことに答えるように、Red HatがJavaのオープンソース実装をWindowsに対応させリリースしたことは、両社がWindowsとLinuxの相互運用性を高めようと動いているように見えます。
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