React Native用の統合開発環境「Deco IDE」、オープンソースで公開
「React」は、2013年にFacebookがオープンソースとして公開したJavaScriptフレームワーク。仮想DOMなどの手法を用いてユーザーインターフェイスの開発を効率的に行えるのが特長です。
そのReactと同じ書き方のJavaScriptでiOSやAndroidに対応したモバイルアプリケーションを開発できるのが「React Native」です。
「Deco IDE」は、React Native用の統合開発環境としてDeco Softwareが開発したもの。オープンソースとして公開されました。
DecoはMac OS X用のソフトウェア(Xcodeのインストールが必要)。iOSシミュレータを内蔵し、iPhone 6s/6s Plus、iPad Pro、iPad Airなどでの見え方を確認できます。
Deco Componentsと呼ばれるコンポーネントをプログラムの中に組み込むことができ、ユーザーインターフェイスを組み立てるようにコードを書くことができます。
画面右のプロパティの値を変更すると自動的に変更内容がコードに反映され、シミュレータの画面にも変更されたレイアウトがすぐ反映されるため、画面レイアウトなどを試行錯誤しやすい仕組みになっています。
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