Kubernetesと統合可能なMicroservices用モニタリングシステム「Prometheus」、Cloud Native Computing Foundationが開発へ
Kubernetesの開発を主導する団体「Cloud Native Computing Foundation」が、Kubernetesに続く2番目の開発プロジェクト「Prometheus」を発表しました。
Prometheusは、コンテナで構成されたMicroservicesオリエンテッドなシステムのモニタリングシステムとしてオープンソースで開発されます。
Cloud Native Computing FoundationのChris Aniszczyk氏は「Prometheusを私たちのポートフォリオに加えることは、Cloud Native Computing Foundationにとって大きな前進となる」とコメントしています。
Prometheusは、DNSやKubernetes、Consulなどからノードやコンテナの情報を取得し、ダイナミックにスケジューリングされるシステムのサービスディスカバリやモニタリングを実現するソフトウェア。
アーキテクチャの図によると、それぞれのノードやコンテナの状態をメトリクスとして取得し画面に表示したりアラートを発することが示されています。
KubernetesはPrometheusをネイティブにサポートする予定。
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