マイクロソフト、海底データセンターの開発プロジェクト「Project Natick」を明らかに。カリフォルニア沖約1キロの海底で実験
マイクロソフトは海底に設置するデータセンターの研究を行う「Project Natick」の存在を明らかにしました。
すでに昨年8月に最初の実験用格納容器のプロトタイプをカリフォルニア沖約1キロの海底に設置して実験を開始、11月に格納容器を水揚げしてレドモンド本社に持ち帰り、結果の分析をしているところだと報告されています。
マイクロソフトはProject Natickの推進理由として、多数の人口を抱える都市の多くがある水辺や海の沖合にコンテナ型データセンターを設置することで、より高速なサービスが提供できることと、冷却や再生可能エネルギーが利用できること、などを挙げています。
Project Natickはまだ研究段階のため、実際に海底データセンターが実現する時期はまだ不明とのこと。
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