マイクロソフトのOffice開発チーム、Touch Bar対応を表明。Excelでは最近よく使った式を、Wordではリボンの内容などをTouch Barに表示
アップルがMacBook Proの新機能として発表したTouch Barへの対応を、マイクロソフトのOffice開発チームがブログ記事「Office for Mac adds Touch Bar support」で表明しました。
We have a long history of working with Apple to support new form factors and devices, and—as you can see from the news this week—we’re continually evolving Office to take advantage of the latest and greatest hardware innovations across the industry.
私たちは新しいフォームファクターやデバイスなどのサポートをするための、アップルとの長い協業の歴史を持っています。そして今週発表されたものについても、私たちはこの素晴らしいハードウェアの革新による利点を得るためにOfficeをつねに進化させていきます。
(「Office for Mac adds Touch Bar support - Office Blogs」から)
Touch Barにどのような表示が行われるのか、上記のブログ記事で紹介されている内容の一部を引用します。
Excel
Excelでは、セルに等号(=)を入力するとTouch Barに最近入力した式が表示されます。
Word
Wordでは文書がフルスクリーンで表示される「Word Focus Mode」が新しく追加されます。このとき、従来はリボンとして表示されていた内容がTouch Barに表示されるようになります。
PowerPoint
PowerPointではグラフィック操作のためのコマンドがTouch Barに表示されます。また、Touch Bar上で指をスライドさせると、対象のオブジェクトがスライドに合わせて回転し、簡単に適切な角度を指定できるとのことです。
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