NASAがミッションコントロールシステム用フレームワーク「Open MCT」をオープンソースで公開

2016年8月25日

NASAが宇宙船のミッションのデータ分析などに用いているミッションコントロールシステム開発用のフレームワークが「Open MCT」としてオープンソースで公開されました

fig

NASAはOpen MCTを次のように説明しています

Open MCT is designed to meet the rapidly evolving needs of mission control systems. At NASA, the requirements for Open MCT are being driven by a need to support distributed operations, access to data anywhere, data visualization for spacecraft analysis that spans multiple data sources, and flexible reconfiguration to support multiple missions and operator use cases.

Open MCTは、ミッションコントロールシステムにおいて迅速に進化する要求に対応するよう設計されました。NASAにおいて、Open MCTは宇宙船のデータ分析のための分散オペレーション、任意の場所からのデータアクセス、データ可視化などに用いられており、多様なミッションや運用のユースケースに対応すべく柔軟な再構成を実現しています。

おそらくNASAのミッション以上に複雑なミッションコントロールを要求するユースケースはそれほど多くないと思いますが、このソフトウェアがどのようなアプリケーションで利用可能かを考えるだけで、なんとなくワクワクする気がします。

あわせて読みたい

プログラミング言語 運用・監視




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本