NASA、木星探査機「Juno」のアプリを公開。木星のオーロラなど最新画像を反映
独立記念日を迎えた米国では、木星探査機「Juno」が木星の周回軌道に無事乗ったことがNASAから発表されたことで二重の喜びに沸いているそうです。
予定ではJunoはこれから2年近く木星の周回軌道にとどまり、木星を37周して木星の画像だけでなく大気や磁場などのさまざまな観測結果を送信してくることになっています。
NASAはこのJunoの観測のようすを詳しく知ることができるアプリケーションを「NASA's Eyes」に追加しました。NASA's EyesはNASAが公開しているWindows、macOS用のアプリケーションです。
NASA's Eyesを起動し、左下の「Juno Mission」をクリックすると、木星探査機Junoのリアルタイムの状況がCGとともに表示されます。
NASAはこのJuno Missionについて、次のように説明しています。
In this interactive visualization, you can ride along with the Juno spacecraft in real-time at any time during the entire mission.
このインタラクティブなビジュアルで、ミッションの期間中いつでも、リアルタイムにJuno探査機に乗り込めます。
For example, watch the arrival at Jupiter on the 4th of July, 2016, or see Juno use Earth’s gravity as a slingshot to pick up speed, or just learn about the science of Jupiter and about the spacecraft itself.
例えば、7月4日の木星への到着の様子を見ることができますし、地球の重力を利用してスピードを上げるスリングショット(訳注:いわゆるスイングバイ)も見られます。木星や探査機そのものについても知ることができます。
下記はJunoが木星の周回軌道に投入されるときの様子をリプレイしているところ。
数日前にハッブル宇宙望遠鏡の紫外線観測によって撮影された巨大なオーロラも、さっそく画面で見ることができます。
すべての画像はマウスで自由な角度や大きさに変更して見ることができます。これからJunoが送ってくるであろう画像やデータも、今後どんどん追加されていくことになりそうです。仕事の息抜きにでもどうぞ。
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