継続的インテグレーションのツール「Jenkins 2.0」登場。標準機能を豊富にして初期状態から利用しやすく、旧バージョンからそのまま入れ替え可能な後方互換性維持

2016年4月28日

継続的インテグレーションなどに利用されることが多い自動化ツールJenkinsの最新版、「Jenkins 2.0」がリリースされました。

Jenkinsはビルドやテスト、デプロイなどのソフトウェアの開発に関わるさまざまな一連の作業を自動化してくれるツール。継続的インテグレーションや継続的デリバリの現場でよく使われています。

Jenkins 2.0では、こうした一連の作業をより効率的かつ高度に記述できるようにパイプライン機能を強化。GroovyのDSL(ドメイン特化言語)で記述できるようにしました。

さらに、Jenkins 1.0では一連の手順を実行するための機能を実現するために利用者自身がさまざまなプラグインなどをJenkinsに組み合わせることを前提にしていましたが、Jenkins 2.0ではこのコンセプトを改め、最初から標準的な機能を豊富に用意してJenkinsのさまざまなユースケースの80%をカバーできるようにしました。これによって一般的な用途ではJenkins 2.0をインストールしてすぐに使い始めやすくなっています。

またWeb UIの改善やオフィシャルDockerイメージの提供なども行われています。

あわせて読みたい

CI/CD DevOps アジャイル開発 Jenkins




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本