ソラコム、IoTデバイスからのデータをKinesisやAzureへ転送する「SORACOM Funnel」発表
IoTデバイス向けの通信サービスをクラウドで提供するソラコムは、IoTデバイスから送られてきたデータをAmazon KinesisやMicrosoft Azure Event Hubsなどへ自動的に転送するサービス「SORACOM Funnel」を発表しました。
これまでIoTデバイスから送られてきたデータを他のサービスへ転送し保存する場合には、ユーザー自身が転送処理やデータの加工処理などのプログラムを書く必要がありました。
SORACOM Funnelはソラコムがサービスに対するアダプタを提供するため、簡単に他のサービスを利用できるようになります。
現在用意されているアダプタは、Amazon Kinesis、Amazon Kinesis Firehose、そしてMicrosoft Azure Event Hubsの3つ。
ソラコムはこれで、同社の基本的なIoTデバイス向け通信サービスである「SORACOM Air」、データ変換サービスである「SORACOM Beam」に加えて、プライベート接続サービスの「SORACOM Canal」、専用線接続サービスの「SORACOM Direct」、認証サービスの「SORACOM Endorse」、そしてサービスへ転送する「SORACOM Funnel」と、6種類のサービスを展開することになります。
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