開発者や企業が自由に製品を発表できるクラウド上のマーケットプレース「エコアライアンス」、IDCフロンティアが発表
Yahoo!傘下のデータセンター事業者IDCフロンティアは、同社の「IDCFクラウド」上で企業や開発者が製品やサービスを自由に公開し、顧客が無償で試用できる機会を提供するマーケットプレースの仕組みを持つ「エコアライアンス」を発表しました。
エコアライアンスは、IDCFクラウド上のマーケットプレースで外部パートナーが自社製品やサービスを自由に公開、顧客に試用機会を提供するというもの。利用頻度の高いものや評価の高いものはIDCフロンティアが販売支援などの実施も検討してくれます。
エコアライアンスへの参加は無料。クラウド上で仮想マシンの設定と構成を自動化する「コミュニティテンプレート」を公開することで、顧客はIDCFクラウド上ですぐにアプリケーションを試せるようになります。
今後はマーケットプレース上でのソフトウェアのレーティングやランキング機能、課金代行機能などの提供も予定しているとのこと。
パートナーは現在約20社、今年春には100社に増やしたいとしています。
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