IBMとクラウドストレージのBox、企業向けワークフローを共同開発。「Box Relay」を発表。BoxWorks 2016
企業向けにDropboxのようなクラウドストレージサービスを提供するBoxは9月7日、サンフランシスコでプライベートイベント「BoxWorks 2016」を開催。IBMと共同開発した新サービス「Box Relay」を発表しました。
Box Relayは、情報の回覧や書類の承認などのワークフローをユーザーがセルフサービスで定義し、実行できるワークフローサービスです。「IBMのワークフローテクノロジーにおける専門性と、Boxが持つ最新のユーザー体験を組み合わせた」(Box製品担当 Annie Pearl氏)
Box Relayは、Boxのクラウドストレージに保存されているファイルを対象にワークフローを作成するというもの。
ユーザー自身がBox RelayのWeb画面からワークフローをセルフサービスで定義。誰にどのようなタスクをアサインするかなどを設定。
ウィザードで簡単に定義可能。社外の取引先や顧客などもワークフローに含めることができます。メールでの通知なども可能。
ワークフローがどこまで進捗したかもWeb画面からリアルタイムに確認でき、過去の履歴も参照可能。
Box Relayは現在プライベートベータです。BoxとIBMは今後さらに共同開発などを進めていくとしています。
BoxWorks 2016
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