Google Compute Engine、68万IOPSの性能を持つ3TBの高速SSDと、64TBのブロックストレージが利用可能に
Googleは同社のクラウドサービスのGoogle Compute Engineで利用可能な新しいローカルSSDなどを発表しました。
高速アクセスを実現するローカルSSDは、1ミリ秒以下のレイテンシと最大68万IOPSのリード、36万IOPSの書き込み性能を提供します。
高速なローカルSSDを利用することで、これまでNoSQLなどで複数サーバによるスケールアウトで高速化を実現していた処理が、より少ないサーバで実現できるようになると説明されています。
ただしローカルSSDは自動レプリケーション機能を備えていないため、障害などが発生した場合にはデータを失う可能性がある点に注意が必要です。ローカルSSDはベータ版として提供開始。
また、「パーシステントディスク」のボリュームサイズが最大64TBまで拡大されました。
ハードディスクドライブを利用した「スタンダードパーシステントディスク」と、SSDを利用した「SSDパーシステントディスク」が選択可能で、いずれもネットワーク経由でブロックストレージとして仮想マシンにアタッチして利用します。
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