Google CloudがCloud Foundryをサポート開始。マルチリージョンのデプロイも可能に
GoogleはPivotalとの協業によりGoogle CloudでPaaS基盤のCloud Foundryをサポートし、関連ソフトウェアやドキュメントの整備を行ったことを明らかにしました。
CLoud FoundryはもともとはVMwareが開発し、現在はPivotalを中心にオープンソースで開発されているPaaS基盤ソフトウェアです。基本的にIaaSに依存しないアーキテクチャになっており、RubyやJava、PHP、Node.jsなどさまざまな言語、MySQLやPostgreSQL、MongoDB、Redisなどのさまざまなデータベースに対応。Dockerコンテナにも対応します。
Cloud FoundryをGoogle Cloudで展開するメリットとして、スケールアウト時の迅速な仮想マシンの展開やGoogleの強力なロードバランサーを利用できること、グローバルなHTTPロードバランサーを利用することで、マルチリージョンによるグローバル展開も可能になることなどがあげられています。
また、Google Cloud上にCloud Foundryを展開するための専用ツール「Google BOSH CPI」や、関連ドキュメントなども整備されています。
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