[速報]Google Cloud「東京GCPリージョン」がついに今日から正式運用を開始。日米間を毎秒60テラビットでつなぐ最新の海底ケーブルと接続
GoogleはGoogle Cloudの「東京GCPリージョン」が今日から正式運用を開始したと発表しました。
東京GCPリージョンは内部に分離された3つのゾーンを持ち、日米間をつなぐ毎秒60テラビットの帯域を備えた最新の海底ケーブル「FASTER」(Googleの利用分は毎秒10テラビット)および日本と台湾を毎秒24テラビットで接続する海底ケーブルと接続されているのが大きな特長です。
Google Cloudでは、これまでアジア地域には2014年に台湾に設置された台湾リージョンしかありませんでした。しかしGoogleは現在、世界各地に積極的にデータセンターを設置する方針を明らかにしており、来年にはシンガポールとシドニー、ムンバイにも新たにリージョンが設置され稼働を開始する予定です。
東京(あるいは関東圏)はこれで、Amazonクラウド、Microsoft Azure、IBM Bluemix(旧SoftLayer)、Salesforce.com、そしてGoogle Cloudと、主要なクラウドベンダーのデータセンターが集まる世界でも類を見ない地域となりました。
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