「GitHub Enterprise 2.5」リリース。数万人の大規模な開発チームにも対応するクラスタリング構成、アクセスの集中にはキャッシュインテンシブな処理で対応
GitHubは大規模な組織での利用にも対応したソースコード管理ソフトウェアの新版「GitHub Enterprise 2.5」のリリースを発表しました。
GitHub Enterprise 2.5の最大の変更点は、大規模な開発チームでの利用にも対応するようにクラスタリング構成によるスケールアウトが可能になったことです。
ただしクラスタリングは非常に大規模な運用向けに特別に設計されているため、管理リソースの追加も必要となるとのこと。
また、GitHub Enterprise 2.5では内部的にキャッシュインテンシブな処理を実現し、大量の開発プロジェクトを抱えていたり、大規模な継続的インテグレーションなどによって集中的にソースコードへのアクセスが発生した場合などでも性能低下を防ぐようになっています。
画面デザインではナビゲーションが改善され、シンプルな画面になりました。
Subversionの1.8と1.9もサポートされるようになったため、1.8と1.9に対応した新しいSubversionクライアントもGitHub Enterpriseで使えるようになりました。
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