マイクロソフト、JavaScriptエンジン「ChakraCore」のソースコードをGitHubで公開。Linux版やNode.js対応などを含むロードマップも
マイクロソフトはWindows 10やMicrosoft Edgeで使われているJavaScriptエンジンのコア部分「ChakraCore」のソースコードを、GitHubで公開しました。
マイクロソフトは昨年12月にChakraCoreのオープンソース化を発表、1月に公開すると予告していました。その約束通りに実行されたことになります。
参考:マイクロソフト、JavaScriptエンジンのChakraをオープンソースにすると発表。その狙いは?
ChakraCoreのソースコードはC++で書かれており、現時点でVisual Studio 2013や2015でビルド可能。
ソースコードの公開と同時に、ChakraCoreの今後のロードマップもGitHubで明らかにしています。
ロードマップによると、Node.jsにChakraCoreを組み込んでもらうようにプルリクエストを送るほか、x64版Ubuntu 15.10をターゲットにしたLinux版の開発などを予定しています。
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