[速報]AWS、スケーラブルなビルドサーバ「AWS CodeBuild」発表。AWS re:Invent 2016
Amazon Web Servicesはラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2016」において、フルマネージドでスケーラブルなビルドサーバ「AWS CodeBuild」を発表しました。
すでにAWSではソースコード管理の「AWS CodeCommit」と、デプロイ機能を提供する「AWS CodeDeploy」が利用可能なため、これに今回発表された「AWS CodeBuild」を組み合わせることで、開発からデプロイまでフルマネージドなパイプラインを構成することができるようになりました。
AWS CodeCommitは、ソースコードのリポジトリとしてCodeCommit、GitHub、Amazon S3のバケットなどに対応。Android、Java、Python、Ruby、Go、Node.js、Dockerなどの言語や実行環境に対応し、それぞれのビルドはコンテナベースの環境で実行されます。
また、課金単位は1分ごととなっています。
AWS CodeBuildは今日から利用可能で、まずはLinux環境のビルドをサポート。近いうちにWindows環境のサポートが追加予定です。
参考
- AWS CodeBuild ― フルマネージドのビルドサービス | Amazon Web Services ブログ
- AWS CodeBuild – Continuous Integration Service
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