Ansible Galaxyがオープンソース化。ローカルでAnsible Galaxyを実行してRolesを共有可能に
Red Hatは、データセンター自動化ツール「Ansible」のコンテンツを共有するハブとして機能するサービス「Ansible Galaxy」のコードを、オープンソースとして公開しました(GitHub - ansible/galaxy)。
Ansibleは、多数のサーバに対して自動的にソフトウェアをインストールし環境を構築することができる、いわゆるデータセンター自動化ツールの1つです。
Ansibleで自動化するための構成は「Playbook」と呼ばれるスクリプトで記述でき、Playbookを分割し、再利用性を高める仕組みとして「Roles」があります。Ansible Galaxyはこれらのコンテンツをハブとして集め、オープンに共有するサービスとして運用されています。
Ansible Galaxyには、mysql、nginx、memcached、redisなどをはじめとするさまざまなサーバ環境を構築するためのRolesが多数登録されており、これらを利用することで簡単にAnsibleを利用してサーバ環境の構築を自動化できるようになります。
Ansible Galaxyがオープンソース化されたことで、Ansible Galaxyがコミュニティによって進化するようになり、またユーザーがローカル環境でもAnsibleのコンテンツの共有にAnsible Galaxyを利用できるようになります。
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