Amazonクラウド、URLでルーティング可能な新ロードバランサー「Application Load Balancer」提供開始
Amazonクラウドはニューヨークでイベント「AWS Summit 2016 New York」を開催。同社CTOのWerner Vogels氏は、新ロードバランサー「Application Load Balancer」を発表しました。
Application Load Balancerの特徴は、URLを見分けてトラフィックを分配する機能があること、WebSocketに対応することなど。
例えばURLの最後が「/signup」であればサインアップ用のサーバ群へ、「/list」であれば、リスト処理用のサーバ群へ、などのようにURLによってトラフィックをルーティングできます。
「Appliication Load Balancerはコンテンツレベルでトラフィックを適切なターゲットグループに配分するコンフィグレーションが可能だ」(Werner氏)
HTTP/2に対応し、WebScoketによるストリーミングやリアルタイムトラフィックなどにも対応します。
アプリケーションロードバランサーはすべてのAWSリージョンで利用可能。従来のロードバランサー(クラッシックロードバランサー)よりも高速かつ10%程度低価格になるとのことです。