ゲストOSにWindows 10もサポートしたXenServer 6.5 SP1をリリース、XenCenterでDockerコンテナも管理可能に。Citrix Synergy 2015
シトリックス・システムズは、フロリダで12日から開催中の年次イベント「Citrix Synergy 2015」で、オープンソースとして開発されている仮想化ハイパーバイザXenServerの最新版「XenServer 6.5 SP1」のリリースを発表しました。
XenServer 6.5が今年の1月にリリースされており、約半年でのマイナーバージョンアップ。
XenServer 6.5 SP1では、XenServer 6.5からさらに性能が改善され、最大で1ホスト当たり1000VMに対応、nVIDIAとインテルとの協業により仮想GPUも強化。
ゲストOSのサポートにWindows 10用を追加(正式サポートはWindows 10のリリース後)。CoreOSもサポート。
また、XenServer上でDockerを活用しやすくするため、管理ツールのXenCenterからDockerコンテナも一元的に管理できるようになりました。
これによって、仮想マシンを使うか、それともコンテナを使うかという二者択一ではなく、用途に応じて適切な選択や組み合わせをしやすくなると説明されています。
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