Webブラウザ版Officeをオンプレミスで利用できる「Office Online Server」プレビュー版、マイクロソフトが公開
米マイクロソフトは、クラウドで提供されているWebブラウザ版のOfficeをオンプレミスでも利用可能にするサーバソフトウェア「Office Online Server」プレビュー版を公開したと発表しました。
マイクロソフトは以前から、Web版Officeを利用するための「Office Web Apps Server」を提供していました。今回プレビュー版が登場するOffice Online Serverはその後継となる見通しです。
Office Online Serverで利用可能になるのは、Web版のWord、Excel、PowerPoint、OneNote。Office Web Apps Serverと比較して、主に以下の点が強化されたと説明されています。
- Web版Officeでの共同編集機能の強化
- Web版Officeの編集機能の大幅強化
- 性能と安定性の向上
複数サーバでの運用によるスケールアウトにも対応。WOPI(Web Application Open Platform Interface)をサポートし、SharePoint Server 2016、Skype for Business、Exchange Server 2016とも連係します。
Office Online Serverプレビュー版は、Microsoft Download Centerの「Office Online Server Preview」からダウンロード可能です。
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