Visual StudioがNode.jsの開発ツールに。「Node.js Tools 1.0 for Visual Studio」が無料公開。ブレークポイントやステップ実行も可能
マイクロソフトの統合開発ツールVisual Studioを、Node.jsの開発ツールとして使えるようにする拡張ツール「Node.js Tools 1.0 for Visual Studio」(以下NTVS)が無料公開されました。
NTVSはオープンソースとして開発されたツール。Visual Studioの無料版となるVisual Studio CommunityやVisual Studio Express for Webでも利用可能ですので、無料でNode.jsのビジュアル開発環境を揃えることができます。
主な機能は、IntelliSense対応、その場で命令を実行して試せるInteractive Window、パッケージ管理ツールnpmとの統合、ブレークポイントやトレースポイントなどのデバッグとプロファイリング対応、ユニットテストなど。
Interactive Windowでは、Node.jsの命令を打ち込むとその場で結果を得ることができるため、迅速に開発を進めることができます。画像はVisual Studio Blogにポストされた記事「Node.js Tools 1.0 for Visual Studio」から。
ステップ実行やブレークポイント、条件付きブレークポイントでの変数内容の取得、例外の通知、ヒットカウントなどが設定できます。
この機能はV8のリモートデバッギングAPIを利用しているため、デプロイ先がどんなOSでもいいとのこと。
解説動画がYouTubeで公開されています。
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