[速報]Visual StudioでObjective-Cがコンパイル可能に。iOSアプリからWindowsアプリへの移植をマイクロソフトがデモ。Build 2015
マイクロソフトは米サンフランシスコで開催中のイベント「Build 2015」で、Objective-Cで書かれたiOSアプリのコードをVisual Studioで読み込み、コンパイルするデモを披露しました。iOSアプリが容易にWindows 10へ移植できるようになると説明しています。
Visual StudioによるObjective-Cのコンパイルは、Windows 10対応のアプリケーションの開発機会を手厚くするという手段のひとつとして発表されました。
Windows 10アプリケーションの開発機会を広げる手段として今回発表されたのは、(1)Webサイトのアプリケーション化と通知機能、(2)アプリケーション仮想化機能による.NET&Win32アプリケーションのWindows Store対応、(3)Windows Phoneに内蔵されたAndroidサブシステムによるAndroidアプリケーションコード(Java/C++)の再利用。そして(4)Visual StudioによるObjective-Cのサポート。
XcodeのプロジェクトファイルをVisual Studioがサポートし、コードの読み込みが可能。読み込んだコードのデバッグも可能。
そのままコードを実行でき、マウスもタッチも使えることを示しました。
複雑なアプリケーションでも、移植は非常にわずかなコードの変更だけで可能とのこと。マイクロソフトはすでにパートナーとiOSアプリケーションからWindows 10への移植に取り組んでおり、多くのタイトルがWindows Phoneに登場するとしています。
Build 2015
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