VCE、垂直統合システムで仮想ネットワーク機能にCisco ACIとVMware NSXを選択可能な「VxBlock Systems」を発表
シスコとEMC、VMwareの3社が合弁で設立し、垂直統合システム「Vblock Systems」の開発と提供を行っているVCEは、昨年10月にシスコが持ち株の大半をEMCに売却し、現在はEMC傘下となっています。
そのVCEが会社設立時にVblock Systemsを発表して以来の大型新シリーズとなる「VxBlock Systems」の発表を行いました。
VCEはこれまで、シスコのUCSサーバとネットワーク機器、EMCのストレージとVMwareの仮想化ソフトウェアを統合したシステム「Vblock Systems」を提供してきました。
今回発表された「VxBlock Systems」では、ネットワーク仮想化機能としてシスコのCisco ACIもしくはVMware NSXのいずれかを選択可能になったのが最大の特長です。これによって顧客に製品の選択肢を提供する一方で、どちらを選択しても同じ「VCE的体験(VCE Experience)」を提供すると説明されています。
また、新しく「VCE Vscaleアーキテクチャ」を取り入れ、複数のVblock SystemsやVxBlock Systemsを高速なファブリックネットワークで接続し、スケールアウト型の性能向上を実現していくことを可能にしています。
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