TypeScript 1.5正式リリース。ECMAScript 6対応を強化
マイクロソフトは、JavaScriptを生成するいわゆるAltJSの1つである「TypeScript 1.5」のリリースを発表しました。
TypeScript 1.5はVisual Studio 2015と合わせてのリリースです。
TypeScript 1.5はECMAScript 6への対応を強化したのがポイント。modules、destructuring、spread、for..of、symbols、computed properties、let/const、tagged string templatesなどの機能に対応していると説明されています。
また、TypeScriptはGoogleが開発しているJavaScriptフレームワークの「AngularJS 2」の開発言語に採用されています。AngularJS 2は来年登場予定です。
TypeScript 1.4は今年の1月にリリースされていますので、約半年でのバージョンアップになります。次のTypeScriptはバージョン1.6、その次は2.0がロードマップ上で予定されています。
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