クラウドインフラ市場はAmazonが引き続きダントツのシェア。MS、Google、IBM、SFDCの合計シェアを上回る。Synergy Research 2015年第1四半期
米調査会社のSynergy Research Groupが、2015年第1四半期におけるクラウドインフラストラクチャー市場のシェアについて調査結果を発表しました。
発表によると、Amazonクラウドが引き続き2位以下を大きく引き離してシェアトップ。2位はマイクロソフト、3位はIBM、4位がGoogle、5位がSalesforce.comとなりました。
Synergy Researcは、この四半期のシェアを次のように分析しています。
Microsoft can once again lay claim to having by far the highest revenue growth rate and IBM remains the king of the private & hybrid services segment, but AWS continues to grow faster than the market as a whole and its market share crept up to 29% in the quarter.
マイクロソフトは再び非常に高い成長率をたたき出し、IBMはプライベート&ハイブリッドサービス分野での王者にとどまっている。しかしAWSは引き続き市場全体よりも高い成長を見せ、この四半期でも29%の市場シェアを保った。
上記のグラフは1年前のシェアとの比較が示され、各社とも大きく成長していることが見て取れますが、同時に2位以下4社の合計シェアがじりじりとAmazonクラウドのシェアに迫っていることも分かります。次の四半期には、ついに4社の合計シェアがAmazonクラウドに追いつくことになるかもしれません。
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