オラクル、SolarisにDockerを統合すると発表。WebLogicもDocker対応へ
オラクルは「Oracle Solaris」にDockerを統合する計画を発表しました。
昨年5月にはSolarisにOpenStackも統合されており、オラクルはDockerの統合も合わせてSolarisのクラウド対応を進めているとしています。
Solarisには10年以上前からDockerのようなコンテナ技術として「Solaris Container」(現在の名称は「Solaris Zone」)が搭載されていました。SolarisにDockerを統合することで、Solaris Zoneで構築・展開されたアプリケーションを、Dockerを用いて容易に配布できるようになるとオラクルは説明しています。
これはおそらく、Solaris Zoneの内容をDockerイメージとしたり、あるいはDockerイメージをSolaris Zoneとして展開できるようになることを意味しているのではないかと推測されます。
またオラクルはこの発表の中で、Solarisだけでなく同社のアプリケーションサーバであるWebLogic ServerもDockerイメージに対応する予定であることを発表しています。
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