クラウド専業SIerのテラスカイが4月30日にマザーズ上場へ
クラウド専業のSIerとして知られるテラスカイは東京証券取引所マザーズ市場への上場が承認され、4月30日に上場すると発表しました。クラウド専業のシステムインテグレータの上場は国内初です。
テラスカイはセールスフォース・ドットコムのサービスを用いたシステムインテグレーターとして国内有数の実績を持ち、100名近いセールスフォース・ドットコムの認定資格者を社員として抱えています。
もともとはIBM特約店だった企業の一事業部として2003年にクラウド関連のビジネスに参入。2006年に株式会社ヘッド・ソリューションズとして独立、2007年に社名をテラスカイに変更しました。
2013年9月には、Amazonクラウド専業のシステムインテグレータであるサーバーワークスと資本提携を行い、2014年7月には北海道にクラウド専門の運用サービス会社「スカイ365」を設立するなど、クラウド専業を保ちつつもカバーする領域を広げてきました(サーバーワークスとスカイ365は連結子会社となっています)。
従業員数は122名、平均年齢は35.7歳。平均年収は534万4000円。
昨年度(平成26年2月期)の売り上げは10億9942万3千円。最大の株主は代表取締役社長の佐藤秀哉氏で保有割合は55.93%。次がNTTソフトウェアで15.93%。
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