[速報]オープンソース版.NETがリリース候補版に到達。Windows、MacOS X、Linuxで同一の.NETアプリが実行可能に。Microsoft Connect(); 2015
マイクロソフトは11月18日(日本時間18日深夜)、オンラインイベント「Microsoft Connect (); 2015」を開催。オープンソース版の.NET CoreとASP.NETがリリース候補版に到達したことを発表しました。
マイクロソフトは1年前のConnectで.NET CoreとASP.NET 5のオープンソース化を発表すると同時に、WindowsだけでなくMacOS XとLinuxへの対応も発表。ASP.NET 5アプリケーションがそのままWindows、MacOS X、Linuxで実行可能になることを約束していました。
.NET CoreとASP.NETがリリース候補版に到達
マイクロソフト EVP、Cloud&Enterprise Groupスコット・ガスリー氏。
昨年のConnectで.NETのオープンソース化を発表してから、この12カ月間は開発チームがハードワークをこなしてきた。また、コミュニティからも多くのフィードバックをいただいたことを感謝したい。
おかげで.NET CoreとASP.NET 5はRC(Release Candidate:リリース候補版)に到達した。
Windowsだけでなく、同じアプリケーションをそのままMacOS XでもLinuxでも実行可能だ。
デモを見せよう。
さっきまでWindowsのASP.NET 5 RC上で動いていた.NETアプリケーションを、まったくそのままMicrosoft AzureのLinux仮想マシンのDockerコンテナにデプロイする。Visual StudioからDockerへのパブリッシュ機能を使おう。
次にWindowsの新しいsshコマンドを使って(ここで会場から拍手)Ubuntuの中を見てみる。さきほど作られたmyhealthというDockerイメージが確かに走っている。
myhealthアプリケーションはWindows上と同じように実行されている。
誰でも、C#でASP.NETアプリケーションを書いて、それをLinuxで実行できる。
将来のバージョンでは、Linux上で.NETアプリケーションをコンパイルできるようにして、そのまま実行できるようにする予定だ。
Microsoft Connect(); 2015
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