Lenovo、ハイパーコンバージドインフラへ参入、「Converged HX Series」を公開。Nutanixのソフトウェアを搭載
Lenovoは、同社初のハイパーコンバージドインフラストラクチャ製品となる「Converged HX Series」を発表しました。
ハイパーコンバージドインフラとは、仮想化システムを簡単に構築するためにあらかじめ仮想化ソフトウェアとサーバ、ストレージが一体として提供されるアプライアンス製品のこと。ハイパーコンバージドインフラは、クラスタにサーバを追加することでクラスタとしての処理能力やストレージ容量をスケールアウト可能なのが特長です。
LenovoのConverged HX Seriesには、ハイパーコンバージドインフラストラクチャの専業ベンダであるNutanixのソフトウェアを採用しています。両社は先月、この分野での提携を発表しており、提携に基づく初の製品発表となりました。
今回発表されたのは、以下の3機種。
Lenovo Converged HX3500
比較的小規模な仮想ワークロード向け。デスクトップ仮想化やメール、ファイル&プリントサーバ、Webサーバなどを想定。
Lenovo Converged HX5500
比較的大きなワークロード向け。Hadoop、ファイルサーバ、クラスタ環境のバックアップ、Splunk、リモートオフィス環境/支店機能の障害対策の一元化などを想定。
Lenovo Converged HX7500
大量のデータ入出力を伴うワークロード向け。SQL ServerやExchange Server、SharePoint Server、Oraacle RACなどを想定。
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