JavaScriptのグラフライブラリを52種類も集めた「JavaScript Graphs」。グラフの種類や依存ライブラリ、価格などで絞り込み可能
数年前に自作のアプリケーションをJavaScriptで作ったときにグラフ機能を実装しようとして、いくつかのグラフ用のJavaScriptライブラリを探して試したことがありました。JavaScriptライブラリを探すのは、それなりに手間がかかるものでした。
もちろん当時からJavaScriptのグラフライブラリの情報をまとめたサイトはいくつかありましたが、最近登場した「JavaScript Graphs」は52種類ものライブラリを集めて、ビジュアルに一覧できるようにしたサイトです。
さまざまな条件で絞り込みができる便利な機能も備えており、条件としては折れ線グラフやドーナッツグラフに対応したものなどグラフの種類、無料や有料、非商用のものなどの価格、対話的操作が可能なものやアニメーション効果があるもの、SVG対応、Canvas対応などの技術的条件、jQueryに依存したもの、なににも依存しないものなどの依存関係が選択できます。
この「JavaScript Graphs」はかなりの種類のライブラリが網羅されていますが、それでも気がつく範囲ではKendoUI、Wijmo、インフラジスティクスのjQuery/HTML5コントロールなどがまだ含まれていないようです(作者にメールで知らせておきました)。今後さらに情報が充実することが期待されます。
あわせて読みたい
企業などがIaaSへ支払う金額はこの1年で33%増の1650億ドルへ、ガートナー
≪前の記事
OpenStackにKubernetesやDocker Swarmを統合、コンテナ対応を実現する「Magnum」。OpenStack Summit May 2015でデモ