IBM、Linux専用メインフレーム「LinuxONE」発表。Ubuntu、Red Hat、SUSEなど対応

2015年8月18日

米IBMは、Linux専用のメインフレーム製品群「IBM LinuxONE」を発表しました。

ハードウェアは同社のメインフレームの最新モデルである「IBM z13」をベースにしており、最大で141プロセッサーコア、10テラバイトメモリ、640I/O専用プロセッサなどを搭載。8000仮想マシンを起動でき、数百万ユーザーをサポート可能。

ハイエンドの「IBM LinuxONE Emperor」と、ミドルレンジの「IBM LinuxONE Rockhopper」の2機種が用意されています。Emperorはコウテイペンギン、Rockhopperは小柄なイワトビペンギンにちなんだ名前と思われます。

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仮想化の機能としてz/VM、LPAR、KVMが利用可能。Linux OSとしてはUbuntu、Red Hat、SUSEのディストリビューションが提供されるとしています。

IBMはLinuxONEのソリューションとして、モバイルデバイス対応アプリケーションのプラットフォーム、サービス提供のためのクラウド基盤、大規模データの分析、DevOpsなど、強力なI/O性能やプロセッサ性能を生かしたものを提案しています。

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