IaaS/PaaS/SaaSを合わせた国内パブリッククラウド市場、2015年は2516億円。4年後の2019年には5404億円。IDC Japan
調査会社のIDC Japanは、国内パブリッククラウド市場の予測を発表しました。
IaaS/PaaS/SaaSを合わせた2015年の国内パブリッククラウド市場は、前年比29.5%増の2516億円となる見込み。4年後の2019年には5404億円と予測されています。
IDC Japanの分析では、従来のIaaSは開発環境やWebサイトなどによる利用が成長をけん引してきましたが、2014年以降は業務アプリケーションの稼働に必要なミドルウェアなどの動作検証やライセンスの整備が進んだおかげで、開発環境やWebサイトなどの利用に加えて業務アプリケーションの利用が成長要因に加わったとしています。
SaaSについても、モバイル対応に優れたコラボレーションソフトやCRMでクラウドファーストが浸透。2014年以降は外部システムとの連係性も向上し、モバイル対応、システム連係といった特徴が引き続きSaaSの成長をけん引すると予測しています。
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