Heroku Enterprise発表。エンタープライズの開発組織向けにダッシュボード、アクセスコントロール、30分以内のサポートなど
クラウド上ですぐに使える開発環境や実行環境を提供するPaaS(Platform as a Service)の代表的なサービスの1つHerokuが、エンタープライズの開発組織向けサービス「Heroku Enterprise」を発表しました。
Heroku Enterpriseは、従来のHerokuが提供しているRuby on RailsやJava、Node.js、Python、PHPの開発環境とスケーラブルな実行環境、PostgreSQLをベースにしたデータベースサービス、GitHubとの連係、Buildpackによる環境のカスタマイズ、豊富なアドオンなどのすべてのサービスに加えて、エンタープライズで求められる、組織全体の開発者をまとめて管理できるダッシュボード、アクセスコントロール、エンタープライズ向けのサポートの3つが提供されると説明されています。
開発者一覧のダッシュボード
ダッシュボード機能では、Heroku上で開発している組織の開発者の一覧、アプリケーションごとのリソース消費量、全体のリソース消費量や先月との比較などが参照できるようになります。
開発者ごとに権限を設定できるACL(アクセスコントロールリスト)機能も提供されます。マネージャ、デプロイ担当、運用担当など、担当ごとに権限を設定可能に。
さらにエンタープライズ向けサポートとして、サポート要請に対して30分以内にレスポンスするとしています。
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