Google、Docker用プライベートリポジトリ「Google Container Registry」β公開。Google Cloud StorageにDockerイメージを保存
Googleは同社のクラウドサービスであるGoogle Cloud Platformで、Dockerイメージを管理できる「Google Container Registry」ベータ版を公開しました。
「Google Container Registry」は、ユーザーがDockerイメージを管理できるプライベートリポジトリ機能を提供するサービス。DockerイメージはGoogle Cloud Storage上に保存されます。
Googleは「Google Container Engine」や、Managed VMでのDocker対応など、クラウドでのDocker対応を進めてきました。今回発表された「Google Container Registry」は、こうしたDocker対応のサービスにDockerイメージを展開するためのリポジトリとして利用できます。
GoogleはクラウドにおけるDocker対応をさらに一歩前に進めたことになります。
Google Cloud StorageにDockerイメージを保存
Google Container Registryは、メンバーごとにプライベートリポジトリへのアクセス権を設定する機能、Dockerイメージを自動的に暗号化して保存する機能、またGoogle Cloud Storageや同社の高速なデータセンター間ネットワークによって、Googleのクラウドへ迅速にDockerイメージを展開できることなどが特長。
Google Container Registryの利用料金は未定で、ベータ期間中はGoogle Cloud Storageの利用料金のみとなります。
あわせて読みたい
マイクロソフトの新しいレンダリングエンジン「Edge」、新ブラウザ「Project Spartan」「次期IE」両方のデフォルトに
≪前の記事
OpenJDK9のコミッターに末永恭正氏が就任。「自分の技術的な興味のストライクゾーンでした」