Google Cloud Platformのユーザー会「GCPUG」が始動
Google Cloud Platformの利用者やデベロッパーのコミュニティ「GCPUG」(Google Cloud Platform User Groupの略、読みは“ジーシーパグ”)の活動が始まり、1月14日に第一回のユーザー会が六本木ヒルズのGoogleオフィスで開催されました。
Google Cloud Platformには、IaaS型クラウドサービスの「Google Compute Engine」、PaaS型クラウドサービスの「Google App Engine」、大規模なデータ分析が行えるBigQuery、データベースサービスのGoogle Cloud SQL、コンテナサービスのGoogle Container Engineなどさまざまなサービスが含まれており、GCPUGもこれに沿ってこれらあらゆるサービスのユーザーたちが集まるコミュニティになっています。
ユーザー中心で全国行脚したい
コアメンバーの1人であるトップゲートの加藤昌樹氏(@masakikate)はGCPUGのミッションを、「GCPを広く普及させる」「GCPの良いところを伸ばし(広め)、良くないところを改善(Googleに意見)する」ことだと示し、Google Cloud Platformをもっと成長させたいと意気込みます。
「これまでのApp Engine ja NightやGCE ja Nightは最新の情報を扱うことが多くて初心者は入りにくかったかもしれないので、GCPUGは初心者大歓迎なものにしようと思います。モバイルの人も大歓迎です。
それから全国行脚。日本中にがんがん支部を作って、イベントを開いてもらえたら。今日これからここでしゃべる人やGoogleの人も全国へ行くと言っているので、ユーザー中心で全国行脚したいなと思っています」(加藤氏)
加藤氏は「私個人としては」という前置きの上で、「GCPはAWSのユーザー数には足下にも及ばないので、AWSのような巨人に立ち向かう、打倒! と掲げるのは楽しいのではないかな」とも語りました。
「2015年は皆さんでGCPを盛り上げていきたいと思います」(加藤氏)
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