Google App EngineのPHPサポートが正式版に。スケーラブルなPHPの実行環境を実現、セキュリティパッチも自動適用
Googleは同社のクラウドサービス「Google App Engine」で、PHPのサポートが正式版となったことを明らかにしました。
Google App EngineのPHPは2013年10月に公開ベータとして利用可能になっていました。
Google App EngineのPHPでは、負荷に合わせて自動的にスケールするPHPの実行環境が提供されるだけでなく、たとえアプリケーションの運用中でもPHPのセキュリティパッチなどが自動で適用されるとのこと。
また、Google Cloud SQLやGoogle Cloud Storageのようなスケーラブルなデータストアも利用できます。
Google App EngineのPHPのバージョンは5.5。チュートリアルとして、すぐにWordPressを試せる「Quick Start WordPress for Google App Engine」や、Symfonyフレームワークを利用する「How to Run Symfony Hello World on App Engine」なども公開されています。
あわせて読みたい
リアルタイムなデータ分析をする分散OLAP「Pinot」をLinkedInがオープンソースで公開
≪前の記事
2015年のIaaS+PaaS国内市場規模は昨対比40%増の1200億円超へ、今後はPaaSが市場を牽引。矢野経済研究所