日本のクリエーションラインがDocker社とパートナーシップ契約を締結。Dockerソリューションを提供
クラウドプラットフォームの基盤構築や運用サポート、クラウドインテグレーションなどの事業を手がけるクリエーションラインは、米Docker社とのパートナーシップ契約を締結したと発表しました。
日本企業としては初めてのパートナーシップ契約となります。また、Docker社の「Technology&Service Providers」のページにも掲載が開始されました。
クリエーションラインは、このパートナーシップ契約によって次の活動に力を入れていくとしています。
- Dockerの新技術ノウハウをより早く知り、日本国内のお客様へソリューションとして提供出来る体制の強化
- 日本国内のDockerコミュニティとDocker社との連携を強化、日本国内でのニーズを製品本体の開発に反映させる事
- 日本国内でのDockerビジネスモデルの確立、エコシステムを形成する Docker 関連ベンダーの支援、等、Dockerの技術によってもたらされる、新しい次世代IT市場を、Docker社との強固な連携を通して形成していくこと。
クリエーションラインは先月HashiCorpと提携し、Vagrant、Terraform、Packerなど同社の製品の導入支援やトレーニングの開始を発表。2012年にはOpscodeと提携し、日本におけるChefの商用ライセンス販売、保守サポートなども行うなど、クラウド関連の先進技術をいちはやく国内でビジネス展開してきた実績を持ちます。
これらの実績を生かしつつ、同社の活動に挙げられているように、日本からのDockerの要望などをフィードバックしてくれることにも期待したいと思います。
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