「Docker Toolbox」リリース。MacOS/Windows対応の新インストーラ、Boot2Docker後継の位置付け
Docker社は8月12日、Mac OS XとWindowsに対応した新しいインストーラ「Docker Toolbox」を発表しました。
Docker Toolboxは、これまでWindowsやMacOSなどでDockerをインストールするのに使われていたBoot2Dockerの事実上の後継となるもの。
対応するOSのバージョンはMac OS X 10.8以降およびWindows 7以降。
Docker Toolboxが今後の推奨インストーラに
Docker ToolboxにはDockerクライアント、Compose(Macのみ)、Kitematic、Machine、そして仮想環境を構築するためのVirtualBoxが含まれており、MachineとVirtualBoxでコンテナを実行するための仮想マシンを構築。Dockerクライアントから操作可能になります。
「開発環境としてDockerを使う上で必要なコンポーネントはすべてインストールされます」(Docker社のブログから)。
すでにBoot2Dockerを利用している場合のDocker Toolboxへのマイグレーション方法もFAQで説明されており、Docker社は今後、WindowsとMacOSでの推奨インストーラをDocker Toolboxにするとのこと。