オープンソースのソフトウェアルータ「CloudRouter」プロジェクトが発足。クラウド向け、Docker対応も
クラウド基盤向けにオープンソースのルータを開発する「CloudRouter」プロジェクトが発足しました。
下記はプレスリリースでのCloudRouterプロジェクトの説明。
The CloudRouter Project incorporates the latest release of OpenDaylight to provide secure network programmability to enable SDN and create a solid foundation for network function virtualization (NFV) for networks at any size and scale.
CloudRouterプロジェクトは最新のOpenDaylihtリリースの一員として、セキュアでプログラマブルなSDN(Software-Defined Networkを実現するとともに、NFV(Network Function Virtualization)のための単一の基盤を構築し、あらゆるサイズ、スケールのネットワークに対応します。
CloudRouter 1.0βをリリース
CloudRouterは仮想環境、物理サーバなどで稼働するソフトウェアルータ。SDNに対応しソフトウェアで構成や機能を設定できます。主な特長は以下。
- OpenDaylightを含むフルスタックのSDN実装
- 標準ベースのAPI
- Linux基板上に統合
- モニタリング機能と高可用性
- クラウドのイメージファイルやコンテナでの提供
すでにCloudRouter 1.0βがリリースされています。今後、ディスクイメージだけでなく、Dockerイメージ、OSvイメージでのリリースも予定されているとのこと。