クラウド上でコードを実行できる「AWS Lambda」、誰でも利用可能に。限定プレビューが終了
昨年11月のイベント「AWS re:Invent 2014」で発表されたAmazonクラウドの新機能「AWS Lambda」は、これまで限られたユーザーのみ試すことができる限定プレビューの状態でした。その限定が終わり、誰もが利用できるようになったことをAWSの公式ツイートが知らせています。
AWS Lambda Preview is now available to all customers - no additional sign-up needed. http://t.co/DVnnWAAN1g pic.twitter.com/PADdVionYd
— Amazon Web Services (@awscloud) 2015, 1月 15
AWS Lambdaは、利用者がインスタンスを立ち上げたりランタイムを用意したり起動状況や負荷を監視するといった手間をかけることなく、Amazonクラウド上でそのままコードを走らせることができる、新しいアプリケーションプラットフォームです。
コードはNode.jsをベースにしたJavaScriptで記述できるようになっており、イベントドリブンであることが特長。
例えば、モバイルデバイスから画像データをAmazon S3に保存すると、そのイベントに反応してDynamoDBに画像の位置情報などのメタデータを保管。それをさらにトレンド分析してDynamoDBにさらに保管する、といったことが記述できると、re:Inventでは説明されました。
すべてのユーザーに対して320万秒分の実行時間と100万リクエストが無料で提供されるとも発表されていますので、当分はコストを気にせずに試すことができるのではないでしょうか。