Androidアプリの統合開発環境、「Android Studio 2.0」プレビューが登場。開発中のコード変更が即反映される「Instant Run」エミュレータ搭載
米マウンテンビューで開催されたイベント「Android Dev Summit 2015」で、Androidアプリケーションの統合開発環境であるAndroid Studioの最新版「Android Studio 2.0」プレビュー版が公開されました。
Android Studio 2.0では開発効率が大きく改善し、迅速にアプリケーションが開発できるようになっています。
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新しいエミュレータではデプロイの速度が高速化。
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エミュレータ画面は、ドラッグでサイズを変更でき、縦横(ポートレイトとランドスケープ)もその場でメニューから変更できます。
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最も注目すべきなのが「Instant Run」。これは開発中のアプリケーションをエミュレータで実行したまま、コードやリソースを変更すると、その変更が実行中のアプリケーションにそのまま反映されるというもの。一般的なAndroidアプリケーションであれば、1~2秒で反映されるとのことです。
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GPUプロファイラも搭載されるようになります。
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プレビュー版ではこれらの機能はまだいくつかの制限がありますが、今後のアップデートで対応していくとのことです。
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