Amazon EBSが最大16テラバイト、2万IOPSまで拡張可能に。全リージョンで利用可能
Amazonクラウドでブロックストレージを提供する「Amazon Elastic Block Storage(Amazon EBS)で、容量と性能の指定が最大16テラバイト、2万IOPSまで可能になったことが発表されました(日本語での発表)。
上記の画面で、Amazon EBSのタイプとしてIOPSを設定可能な「Provisioned IOPS(SSD)」を選択。サイズが16テラバイト、IOPSが2万の値になっているのが分かります。最小10ギガバイト、100IOPSから最大値まで、任意の性能と容量のストレージをユーザーが構成可能です。
また、「General Purpose (SSD)」のタイプでも最大16テラバイトの容量まで設定可能です。General Purposeでは最小の容量が1GB、IOPSが最大で1万です。
この性能向上によって、データベースのようなストレージ性能に依存するアプリケーションの性能向上を実現するだけでなく、例えばRAID構成によって高性能大容量を実現していたストレージ(下図左)を、単一のシンプルな高性能ストレージ(下図右)に置き換えられる、といった利点も説明されています。
この容量と性能拡張は全リージョンですでに利用可能になっています。
あわせて読みたい
Chromeブラウザ、「Script streaming」と「Code caching」の2つのテクニックで、さらにWebページ読み込み時間を短縮へ
≪前の記事
マイクロソフト、ビルドエンジン「MSBuild」をオープンソースとして公開。Visual Studio 15付属のMSBuildとほぼ同じ