[速報]メールやスケジューラをインテリジェントに分析し、業務をアシスタントする「SalesforceIQ」発表。Dreamforce 2015
セールスフォース・ドットコムは同社の年次イベント「Dreamforce 2015」をサンフランシスコで開催しています。9月16日(日本時間17日早朝)に行われた基調講演で、同社はメールとカレンダーを分析し、担当者の営業活動などをインテリジェントに支援する新サービス「SalesforceIQ」を発表しました。
SalesforceIQ for Small BusinessとSalesforceIQ for Sales Cloud
顧客へのメールやフォローといった作業をリマインドしてくれ、ミーティングのスケジューリングなどを支援してくれるSalesforceIQを発表する。
「SalesforceIQ for Small Business」は、スモールビジネスを支援するCRMサービスだ。非常に簡単で使うのに時間もかからないず、自動的に使える。
WebブラウザからSalesforceIQを立ち上げる。設定は、自分のメール、カレンダーとつなげるだけ。この2つがデータソースだ。
するとインテリジェント機能が働き、すべてのデータを分析して、何をするべきか、どの取引にフォーカスすべきか、誰に連絡すべきかを示してくれる。
この作業を「Create Task」ボタンでタスク化すると、あとでリマインドしてくれる。
自分のメールやカレンダーだけでなく、社内全員のメールやカレンダーが読み込まれ、分析されているため、どの業務について誰がどの顧客といつミーティングするのかも分かる。
それについて関係者にすぐコンタクトもできる。
Gmailを使っているならChromeプラグインがある。画面横にSalesforceIQの機能が表示され、使える。
こうしたインテリジェントなCRM支援機能を、スモールビジネスではなく大企業で使いたい場合には、Sales Cloudと接続する「SalesforceIQ for Sales Cloud」がある。
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