米Yahoo!、国際化対応の日付、小数点、メッセージなどをアプリに組み込めるJavaScriptライブラリ「Format.JS」、オープンソースで公開。
米Yahoo!は、JavaScriptで開発するアプリケーションを国際化対応にするためのJavaScriptライブラリ「Format.JS」をオープンソースで公開しました。
アプリケーションの国際化では、表示されるメッセージを多言語対応するだけでなく、例えば小数点の表記が日本で一般的な「100.01」のようなピリオドではなく「100,01」のようにカンマを使うケースや、日付の表記に「2014/10/27」と年/月/日だけでなく月/日/年や日/月/年の順に鳴るケースなど、表記にさまざまなパターンが必要となります。
Format.JSは、多言語に対応したメッセージの差し替えだけでなく、日付や小数点の国際化にも対応したアプリケーション国際化(i18n)のためのライブラリです。
テンプレートライブラリと統合利用
Format.JSではロケールコードを指定すると自動的に対応する表記を出力してくれます。ロケールコードは言語と地域を指定するコードで、日本語で日本ならば「ja-JP」、英語で米国ならば「en-US」、英語で英国ならば「en-GB」といったコードになります。
Format.JSはあらかじめ主要なテンプレートライブラリと統合して利用することが想定されています。主要なテンプレートライブラリは「Handlebars」「React」「Dust」の3つ。
また、WebブラウザだけでなくNode.jsにも対応していると説明されています。
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