マイクロソフト、開発中のWindows版Dockerクライアントを初披露。オープンソースでビルド可能に
米マイクロソフトのAzure Blogに投稿されたエントリ「Docker CLI for Windows Clients」では、開発中のWindows版のDockerクライアントのビルド可能なソースコードがGitHubで公開されたことを紹介しています。
ブログから一部を引用します。
Today, I am happy to announce that you can now use a Docker client directly from your Windows machine to manage containers running on Linux hosts. For more details on how to build and setup up a Docker CLI – Command Line Interface for Windows, reference:How to compile Docker on Windows
本日、ここにDockerクライアントを直接Windowsマシンで利用し、Linux上のコンテナを操作できるようになったことを発表できてうれしく思います。DockerCLI、Command Line Interface for Windowsのビルドとセットアップ方法の詳細は、How to compile Docker on Windowsを参照してください。
Windows版のDockerクライアントは、オープンソースのDockerクライアントのソースコードの移植版としてGitHub上で開発、公開されており、メインラインへのプルリクエストとマージが行われたようです。
現時点ではまだ既知のバグが多数残されていることも報告されています。
マイクロソフトはDocker社と提携し、Windows ServerにはDocker Engineを採用し、WindowsにはDockerクライアントを移植することを先月、電撃的に発表しました。
先週開催されたイベント「Connect();」では、Windows上のDockerクライアントからLinux上のDocker Engineを操作するデモも公開されており、実際に動作するWindows版Dockerクライアントの存在が示されていました。
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