VMwareが次期vSphere/vCloudのベータプログラムを公開。誰でもダウンロードと評価可能
企業向けの仮想化およびクラウド基盤として広く使われているVMware vShpereやvCloud Suiteを提供しているVMwareが、「vSphere Beta Program」として、次期vSphereや関連ソフトウェアのベータプログラムを開始しました。
ベータプログラムには誰でも登録でき、次期vSphereなどを評価できるようになっています。
vSphereは2011年にバージョン5.0が登場、2012年に5.1、2013年に5.5が登場して以来、最新バージョンは5.5となっており、おそらく次期バージョンは6.0になると予想されます。また、vCloud Directorも2012年にバージョン5.1が登場して以来、大きなアップデートがないため、こちらも次期バージョンとして6.0が予想されます。
また、vSphereやvCloud Directorなどを含むvCloud Suiteのバージョンアップも予想されます。
VMwareによるとvSphere Beta Programは6月30日にスタートしており、ここから6週間以内のフィードバックが強く推奨されています。つまり、フィードバックは7月中旬までということになります。
これはおそらく8月24日からサンフランシスコで開催が予定されている「VMworld 2014」でvSphereもしくはvCloud Suiteなどの最新バージョンを公開することを想定し、フィードバックの反映がそれに間に合うような期間を設定しているのではないでしょうか。
(ちなみにこの記事の多くが推測のみで書かれている理由は、ベータプログラムの内容についてプログラム参加者が公表してはならないという規約に従い、ベータプログラムで提供されている製品名やリリースノートに記述された新機能などについて記事で一切言及しないように書いたためです……)
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