VMwareが「VMware vCloud Air」へ自社クラウドサービスを改名すると発表
VMwareは、同社が提供しているクラウドサービス「VMware vCloud Hybrid Service」の名称を「VMware vCloud Air」に変更することを発表しました。
VMware vCloud Air(旧VMware vCloud Hybrid Service)はVMwareのテクノロジーで構成されたクラウドであるため、ユーザー企業のオンプレミスで稼働しているvSphere環境上のシステムとシームレスに連係、もしくは移行できるのが特長。
VMwareはこの名称変更について、IaaS、DaaS(Desktop as a Service)、DRaaaS(Disaster Recover as a Service)などの提供に向けた取り組みの強化を表していると説明しています。
同時に、VMwareのテクノロジを基盤にしたクラウドサービスを提供するパートナー企業向けのプログラムも「VMware vCloud Air Network」に改称することも発表しました。
VMwareは来週8月25日から米サンフランシスコでVMworld 2014を開催予定。そこで「VMware vCloud Air」に関して具体的な強化策が発表される前触れかもしれません。
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